特徴

女性に多い病気で、10歳代くらいから発症して慢性化していきます。
いわゆる「頭痛もち」といわれるように、遺伝性があります。
脳内のセロトニンなどの物質が多量に放出されて脳の血管が収縮し、その後、それらの物質が分解されたときに、血管の拡張と炎症が起こるためという説、三叉神経から血管の炎症を引き起こす物質が分泌されるという説がなどありますが、詳しい原因はまだわかっていません。

片頭痛の症状

前触れのある片頭痛としては、目の前に星や稲妻のような光が見えたり、視野の半分が白いカーテンのようなもので覆われる視覚障害が現れたり、半身がしびれたりします。
この前触れが終わるころに片頭痛が起きます。
脈拍に合わせるような、ズキン、ズキンとした痛みです。
数時間から数日ほど続き、食欲不振などがおきます。
痛みは1、2時間で最大になりますが、そのときに吐き気や嘔吐があります。
前触れのない片頭痛の場合は、起きる症状そのものは前触れのあるものとほぼ同じですが、持続する時間が少し長くなります。

片頭痛の治療

頭痛発作が始まり、痛みが強いときには、拡張した血管を収縮させる作用があるトリプタン系の薬が有効です。
発作初期には発作頓挫薬といわれるエルゴタミンを服用すると、発作の悪化を防ぐことができます。
ただし、エルゴタミンには、むかつき、嘔吐、めまいなどの副作用がありますので注意が必要です。
痛みが軽いときは鎮痛薬も効きます。
頭痛発作が頻繁に起こる場合は、再発予防のために、血管に作用する抗セロトニン薬や抗うつ薬などを用いる場合もあります。
日常生活では、光や騒音など、片頭痛の誘因となる環境を改善し、過労、ストレスを避け、毎日一定の睡眠時間をとるなど、規則正しい生活を心がけましょう。

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